2005年05月08日

ラーメンに告ぐ

ヒマなのでプラプラとラーメンをたべにバイクで。

東八道路沿いのラーメン屋「ぐうたら」へ。

今風のたたずまいに半信半疑で豚爆ラーメンを食らう。
普通のとんこつよりも濃いんですって。脂が浮いてるだけでしたけどね。

でも、見た目よりくどくなくてさっぱりしていて好感。
そして海苔がいわゆる焼き海苔ではなくって乾いた岩海苔だったり
ホウレンソウではなく菜の花だったりと一風違った具にやられてしまった。
こういうあざとい演出に弱いので「ほお」って思ってしまったりする。

で、帰ってきてから手塚治虫の「アドルフに告ぐ」を一気読みする。

手塚漫画って実はそんな読まないじゃないですか。
俺、黒手塚漫画がけっこう嫌いじゃないので読んで見たんですけどね。
黒手塚漫画じゃなかったです。

結局ヒューマンドラマといいますか正義とはなんだみたいな感じでした。
題材が第2次世界大戦と人種の問題みたいなグローバルなテーマなのですわ。
憎しみとか嫉妬とかで復讐するっていう点では黒手塚漫画なんですけどテーマが重いだけに気軽に黒さだけを楽しめないのです。

戦争がテーマで「これは良い話だった」ってのってあんま無い気がするのですよ。読後に。
なんか考えさせられちゃう。みたいな感じの漫画って読んだあとにヒロイズムに酔ってしまうというかちょいとナルシズムが入ってくる感じが嫌なのですよ。自分に。

黒手塚でとても好きなのが「奇子」ってのがオススメ。
もちろん読み始めは陰陽座の同名タイトルを聞いて手塚漫画がモチーフってのを知ってからですけどね。

親父が息子の嫁をコマしちゃってその子供(娘)を死んだことにして蔵の地下に監禁したまま娘が育っちゃうっていうとっても暗い話。
本筋はこちらも第2次大戦中の日本で親父の次男が実はスパイでってところなんですけどね。
陰陽座の歌はこの監禁された娘のことを怨々と歌うんです。
読んだ後にこの歌聞くとゾクゾクってしますよ。オススメ。セットでオススメ。

でね、この「奇子」。
何がオススメかっていうとラスト。
なんやかんやあってスパイの次男と親父と娘が防空壕の中に閉じ込められちゃうんですよ。
で、娘は十数年間暗闇で監禁されていたので暗闇に強い。むしろ活き活きするんです。
それと逆に男衆がどんどん不安になって弱っていく。っていう復讐劇なんですよ。

と思いきや。最後、「みんな死体で見つかりました。」で終わるんです。

打ち切りなんです。コレ。

永井豪漫画(打ち切りばっか)が大好きな俺としちゃたまんなかったですよ。
「オイオイ!漫画神打ち切りかよ!」でモヤモヤで終わるんです。
いろいろ事情はあると思うんですけどね。
その辺も含めて黒手塚漫画。オススメです。

「肌が痒いのでクリームを塗ったんだ。ニベアだけに           」
打ち切りダジャレ。
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2005年05月05日

俺のGWB

外人、わんこ餅で死。でおなじみゴールデンウィークなので赤ら顔。

そして5/4火曜。

前の仕事場の友人の彼氏のライブを見に行く。
知らない人なんですけどね。

場所は秋葉原パゴダというはずれのライブハウス。
メイフットに行って癒されてから行こうと思ってたんですけど前の日の疲れから
ずっと寝てまして、集合時間の30分前に出発。
無事30分で秋葉原というありえない到着ぶり。

挨拶もそこそこに彼氏の出番が2番目なので見送る。

なんていいますかね。カッコイイでした。
チバユウスケと浅井健一が大好きな感じで「素敵な夜を」みたい感じでした。
バンド名はベルベットなんとか

その後2重丸で呑んで解散。
客もアキバでした。もちろん我々も。

あと呑んでないけど赤ら顔。
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俺のGWA

ゴリラ、笑いすぎ、でおなじみゴールデンウィークなので仕事が異様に疲れるのです。

っていう月曜。ダルい。

で、明けて火曜。
仕事の人たちと釣りに行こうという計画を実行することに。

某千葉なので月曜の夜からエスナカモト宅に泊まって朝一で出かける予定が
つい月曜夜に寝てしまうという大惨事によりナシに。

朝4時半に起き、風呂に入って5時過ぎに出る。

目指すは新浦安。
ネズミ目当ての家族集団に囲まれるかと思いきやスイスイ。
1時間ほどで集合場所の新浦安駅につく。

バイクをコンビニに止め他の人の車に乗り餌を買う。
ぬめぬめとした頭のない蛇腹状の体。気持ち悪い。イソメってやつ。

8時くらいからのんびりと海を堪能。
投げ釣りは初めてでまずは投げる練習から。餌がもったいないので。

だんだん竿のサイズを大きくし、ちゃんと釣りができるように。
でもね、餌だきゃあちゃんとつけられないです。

虫に針をつけるわけですが、釣り針ってのがまた痛そうでね。
入るけど抜けないみたいな形状してるじゃないですか。
あれをプツって刺すと元気なかったあいつらが急にのたうち回るわけですよ。
声がでたら絶叫ですよ。腹ン中を針でね。
しかも血が出るんですよぉ。あと汁。

もうダメ。自分が人のまま虫として扱われる想像を膨らまして痛い痛いになってしまいました。
でも海を見てたら癒えました。

で、のんびり海を堪能し、8時間。
餌も尽きてきたのでベビースターを針につけたりしてみる。
keitai03.jpg
お、以外とつれたりして。

ていうか普通に投げてリールを巻くときに
海ン中をベビースターが戻ってくんのすっげー面白い。
keitai05.jpg

そんなこんなで一匹もつれず。
しょんぼり面でジョナって解散。

日焼けのため赤ら顔になっただけの一日でした。

海はいーね。

って台詞がいーね。ヲタなので。

あと、スープラ乗ってる人がいまして、エラい内装でした。カッコいかった。
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俺のGW@

がなる、われる、でおなじみのゴールデンウィークなのですからいろいろ起こりそう。

最初の3連休です。
姉貴の子供が生まれました。俺おじさんになりました。

姪っ子だそうです。しかも2人。
双子です。流行の双子でしかも女人。すげえ。

で、金曜。
実家に帰りました。
猫と遊びに。
ゴロッゴロしてた。

猫サイコウ。
keitai06.jpg
ウチの実家の猫
顔が半分なので「はんこさん」

で、土曜。
中学の友人と遊ぶ。

カラオケ→買い物→飯
買い物では姉貴への出産祝いを買いに雑貨屋へ行ったのですが
うれしいことに友人達が姉貴へのプレゼントをくれるというサプライズが。
ありがたやありがたや。

で、日曜。
姉貴のとこに行って姪っ子に会いに。
貯金箱を二人分色違いで渡す。
友人からのプレゼントであるところの写真立てを渡す。
かわいいとかそういうんじゃなくて赤子なのです。
赤子のうちは怖くて抱けないので赤子です。

その後エスナカモト、病人、ヤンギらと新橋で合流しビジョンをみたり飯を食ったり。


充実の連休気分。
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2005年05月04日

そういえば死んだままでした。

回復したことを書いていなかった。

あれから一度だけ病院へ行き、完治の知らせを受けました。
薬とノン保険の治療費を返してもらいに行きまして。
モリモリ食べれるようになりました。

ていうかそれどころじゃねえ。

バイクも完治したのです。
そっちの方がうれしくてほっぽらかしでした。

バイクの治療費は9万3千円でした。
フロントタイヤカバー、ハンドルつけかえ、グリップつけかえ、チェーンとスプロケ
以上でした。
ハンドルが歪んでミラーが曲がったままだったのでゴネたらその場で直してくれました。
隣のパーツ量販店でミラーだけ買いましたが。

いやー、バイクいいね。
風になった。糞の風になった。

元気でなにより。
keitai04.jpg
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2005年04月24日

死んだ。

死んじゃいました。

あ、小学生も大喜びの直接的な単語がいっぱいなので食事中の方は勘弁。
逆にスカトロジストの方は食事中に読んでください。


始まりは4/19火曜。
金もないので帰りに府中の東秀でチャーハンを食う。
おいしくなかった。東秀の中でも酷い方だね。あっこ。焦げまくり。
今にして思えばやたらと洗剤を手につけていた気がするけどどうだろう。

夜中腹に違和感。

4/20水曜。朝起きて即腹を下す。
いわゆるビチグソ。
朝:パン
昼:ピラフとフライのセット(半分残す)
夜:

もう水しか出ない。
あまり消化せずに出てきてしまう。
体調的にはこの日が一番酷かったのでは。

4/21木曜。目覚ましの代わりに腹を下す。
泡糞を出す。
朝:なし
昼:チャーハンとカラアゲのチリソースのセット(食いきる)
夜:コンビニの冷やしうどん

夜には消化機能がストップ。

で、最悪の日。
4/22金曜。
朝:パン
午前中の仕事中に何回か下す。喉が渇く。
午前中で500ペット一本空ける。カルピスうめー。カルピスうめー。
これが最後のサインでした。

昼当番だったため遅めの昼飯、ゆっくりと中華が食えるので中華粥をたのむ。
10口食ってギブ。冷たい水がうまい。
他の昼当番を残し先に職場に戻る。気分が悪い。

急な吐き気。美化をすすめる府中にぶちまく。2回。
職場に戻る前に腹を下しにトイレに入る。吐く。

もうダメだ。ギブ。帰る。

病院に行かねば。とてつもなく長い帰路につかねば。
14時過ぎに職場を出る。14時半に一回下す。2回吐く。15時過ぎ病院につく。
家に帰ったらやばい。ので、ノン保険証。死ぬよりマシ。
16時ごろから診察開始。それまでに一回下す。

脱水症状でした。原因不明の下痢のせいで体の水分がなくなり熱、吐き気が起こったそうな。
原因がわかり楽になり、点滴を打ってもらう。
そのまま寝る。18時半。点滴終了。薬をもらう。

体が重いまま帰宅。即寝。
いやいや薬を飲まねば。食前の薬をゴクリ。
30分ほどして食後の薬をゴクリ。
10分ほどして全部戻す。

あとは祭りですよ。下から上から。
でも水分取らないとまたひどいことになるからポカリをコプコプのんではゴバー。ジョー。

気付くと寝てた。

4/23土曜。また下痢で目を覚ます。
朝:ポカリと薬
昼:バナナ
夜:バナナとヨーグルト

熱と吐き気は収まったものの下痢はどうにもならん。
バナナが噛んだまんま出てくる。出てきちゃう。
ゴロゴロと一日過ごし寝る。

そんな週末です。
予定していたことが全部なしになりました。

現在も腹に関しては破綻しているので元気ではないですが、
みなさま健康っていいですよ。いいもんですよ。

うんこは健康のバロメータですよ。
今週末ベッドでうんこをもらしそうになること数回。
うんこをもらしたこと2回。
プライスレス。

あ、あとロキソニンユーザーの仲間入りしましたよ。
りっぱなロキソニストになります。
posted by 骨折 at 21:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月17日

アミノサプリを片手に日曜の246をひた歩く。

もうね、不甲斐ないって気持ちにすらならないですよ。
何もやってないから。

久々にグチなので読まなくていいですよ。
面白くないので。

BGMは人間椅子のベストアルバム「押し絵と旅する男」です。聴きながらどうぞ。

今日ね、試験を受けたんですよ。
基本情報技術者の。
朝9時半に三茶の昭和の女子大に行ったですよ。
野郎ばっかりで女子大ですよ。
トイレには音姫が完備ですよ。
野郎ばっかりで回転が速いのでガチャパタンガチャパタンですよ。

何を質問されているのかが全くわかんないんですよ。
ええ、勉強をしていないのです。
最悪です。他の受験生に謝れです。


午前午後と試験が分かれているんですけどね、午前中が
9:30〜12:00
11時過ぎには昼飯を食い終わってました。
人数多いから昼は混むだろうな。とかじゃなくて。
考えても結局変わらないので。
味噌ラーメン食いながらいてもたってもいられないのでメールを打ちました。
懺悔だったのでしょう。

それでも持て余したのでドトールで小一時間ヒマをつぶしました。
勉強するフリをしました。

午後の試験の時間になりました。
重い足取りで会場へ戻りました。
午後は選択式の長くさらによく分からない問題でした。

選択肢が少ないっていう理由で2問選んで13:00〜15:30のところ
13:45には歩いてました。

で、表題。
何を思ったのか急に歩きたくなった。
三茶→渋谷まで歩こうって思った。
たまの日曜日。7日のうち一回くらいしかこないですよ。日曜日。
ビューティフルサンデー。さわーやーかーなにちよおー あせーかーきーあるくデブー
ヘーイヘーイヘイですよ。
何かしないとって思っちゃったんでしょう。

意外とあったね。距離。
渋谷で買い物とかしようとかって気力はなかったです。
即京王に飛び乗りました。
14:40ごろでした。試験終了時間には最寄駅でカラアゲ串を買ってました。

買い物して光熱費払ってとぼとぼ帰路を歩いていると女子大生の群れとすれ違いました。(ウチの最寄駅には女子大があり、なぜか日曜日だってのに女子大生の群れがいた)
真心ブラザースの「人間はもう終わりだ」が耳に流れてました。
日曜の午後って寂しいなぁ。
その後パフィーの「人間はもう終わりだ」を聴いて「あ、大丈夫かも」って少し持ち直しましたが。
ありがとうパフィー。

スニーカーを買おうと思います。服が欲しいです。
あと鞄が欲しいです。


バイクは修理に出しました。10万円いかなそうです。
妥協して変なバイク買うより愛着のあるバイクで供に死んだ方が良いことに気がつきました。
ぶっちゃけ浅草のボルティコーナーが糞だったからなんですけどね。
ボルティ作ってない→浅草ボルティ糞→俺の限定車→修理。
あ、246でバイカーがいっぱいだったのでいいなーいいなーでした。
早く風になりたいです。

あと、歩きながら深キョンの「ルート246」を聴けばよかったって今思った。
多少なりとも楽しくなれたかも。

走るよゴゴッゴー。深田もゴゴッゴー。

酷い歌詞です。
posted by 骨折 at 17:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月26日

決心。金を使う決心。

わあ!
大変なことになったよ。

バイク買い替えることになっちまった。

本当は今回は「死に太郎」のことについて
「死に太郎の子供につけようとした名前が自分につくはずだった名前だったので死んじゃったってのは伝わった?」とか
「デスノートの設定をパクったけど昔話なのでデスノートは死に太郎を元に作られたってのは有名な話ってことにしよう」とか
「おじいさんのネーミングセンスの他は意外と普通のストーリー」とか
いろいろ触れていこうと思ったけど全部言えちゃった。

で、バイクの話。

今日も今日とてクリーニングに出しに行ったあと無駄に走ろうと小金井に向けて走っている途中。
前の車が急に止まったことに気付かず俺も急ブレーキ!
前輪ロック!
そのまま横転!前のめり!ポジティブって意味ではない!
でズザー。ですよ。

足は挟まなかったんですけど右膝がズルむけです。他は異常なし。

で、ミラーがどんだけまわしても角度を変えても後ろを見ない。
ていう症状になったものの何とか走ったのでそのまま府中のスズキへ。

修理の見積もりをザッっと出してもらったら15万は堅いと。
あと15万だして直してもその後の保証はないよ。と。

プラス何万かすれば買い替えられることに気付く。
あと、修理の金利は買うときの金利より若干高いとか何とか。

15万じゃなー。命に関わるしなぁ。
買い替えちゃおう。来週俺、誕生日だし。


って話なわけです。

でネットで調べたら浅草にボルティコーナーがあるバイク屋があるそうな。
ボルティってのは俺の愛車種。
明日は日比谷に出勤なので帰りに見てこようと思います。
何なら買ってきますよ。

しかし、俺の愛車種ボルティが生産中止だそうな。
新車で。ってお願いしようとしたら言われましたよ。
よく見るシルバーと黒は乗りたくない(カブる)ので変な色のを探そうと思います。
ボルティの替わりの車種として「ST-250」ってのが出てるんですけどぜんぜん違う。
こんなん替わりにならんわ。と。思いました。
横から見ると似てるんだけどタンクがランドセルみたいな形してる。
尻がおっさんみたい。ケツはつるんとしてろと。
アリみたいな形状が好きなんですよ。俺は。
やっぱボルティがいいわぁ。

ボルティ!カンバック!後期の変な形は良くなかったけど!
スタンダードな変な色のボルティを望みます!

なワケでまたローン生活になりそうです。
節制しよ。



あと、何年かぶりにマキロン買った。
あまりに右膝から血がどくどく出てくるので薬局でマキロンとデカいキズバン買いまして。
道端でシュッシュッペタン。

すっげーーーーーー痛え!

懐かしいわぁ。このじんわーって来る痛み。
マキロン痛

でももう味合わなくていいです。
posted by 骨折 at 21:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月24日

創作童話:死に太郎

あるところにおじいさんとおばあさんがいました。
ある日、おじいさんがいつものように2つ向こうの村まで出稼ぎに行く途中、山賊とすれ違いました。
山賊達の成果は上々だったようです。手に手に成果を掲げては高らかに笑っていました。

おじいさんが村へつくと村は荒れ果てていました。
先ほどの山賊達が荒らし回った後だったのです。

おじいさんは村のはずれで吊るされている女の亡骸を発見しました。

吊るされている女の亡骸の足元を見るとなにかもぞもぞと動いています。
おじいさんは近づきました。家畜に違いないと思いました。

赤ん坊でした。

おじいさんは赤ん坊を連れて帰ることにしました。

家に帰ったおじいさんはおばあさんに事の顛末を告げ、育てることにしました。
「お前の名前は[死に太郎]だ。」

死に太郎はすくすくと育ちました。

死に太郎には不思議な力がありました。

名前を本人に言うと死んでしまうのです。
死に太郎は口数が減りました。

仲の良かった村の子供達も何人か死んでしまいました。
村人達も死に太郎を避けるようになりました。

死に太郎が心を許せるのはおさななじみの「お里」だけでした。
お里は死に太郎の不思議な力にも動じないほど器量の良い娘でした。

ある日、お里は飼っていた犬に子供ができた時に死に太郎に仔犬の名前を付けさせました。

するとどうでしょう、仔犬は死にませんでした。
さらにその仔犬は他の仔犬よりも健康に長生きするのでした。

その話は山々を巡り、死に太郎に名前を付けてもらおうと人々が尋ねてくるではありませんか。
村はにぎわい、死に太郎は名前を付けることを生業としました。

死に太郎はお里に感謝しました。「おさと」という言葉は2度と口にすることはないと堅く誓いました。
死に太郎とお里は祝言をあげました。

やがて二人の間に子供ができました。
お里は死に太郎が付けた名前なら死に太郎が口にしても大丈夫という事を知っていました。

お里は死に太郎に名前を付けてと頼みました。

死に太郎は考えました。

そしてふと、頭に浮かんだ名前を口にしました。
「この子の名前は[彦座]だ。」と。

死に太郎は死んでしまいました。
posted by 骨折 at 21:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月19日

創作童話:バッタ焼きおじさん

あるところにバッタを焼くのが大好きなおじさんがいました。
おじさんはバッタを焼くときの香ばしい匂いと虫特有の鼻をつく匂いが混ざりあった感じがとてもスキでした。

子供のころ、おじさんの地方では一年の豊作を祈願して
盛大に焚き火をするようなならわしがありました。
ふとした時にバッタが火の中に飛びこんだ時の感覚が今でも忘れられないようです。

今では火を片手にバッタを見つけては火をともす癖がついてしまいました。


そんなある日おじさんはいつものようにバッタを焼いていました。
おじさんがうっとりしていると少年が近づいてきました。
「おじさんおじさん、どうしてバッタを焼いているの?バッタが熱がっているよぅ」
「はっはっは。バッタはね、痛覚がないんだ。だから大丈夫だ。
それにね、おじさんはバッタを焼くのが大好きなんだ。だから大丈夫だ。」
「じゃあ、ぼくがおじさんの息子を焼いても大丈夫だね。ぼくは子供を焼くのが大好きなんだ。」

おじさんの息子は焼かれてしまいましたとさ。めでたしめでたし。
posted by 骨折 at 00:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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